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ディズニー、高カロリー菓子(商品)にキャラクターの使用制限! 厳格適用はじまる |
2007年10月25日 11:26
更新 |
■米ウォルト・ディズニー社は、日本市場向けに、子供向けの菓子類など高カロリー食品を対象に同社の名前やキャラクターの使用制限を設ける方針を発表。11月から適用がはじまる。
■同社は昨年から、子供の肥満問題への対応策として、子供向けの食品に独自の栄養基準を設定し、脂肪や糖分などが基準値を上回る商品(食品)についてはライセンス契約を結ばない方針を打ち出している。
■米国ではすでにこの方針が適用され、欧州でも今年はじめら適用されている。アジアでは日本のほか中国でも11月から方針が適用される。
■背景には肥満が深刻な社会問題になっている米国の事情がある。たとえばニューヨークではこの夏から、市内で営業するレストランやファーストフードの店舗にカロリーや栄養の表示を各メニューに価格と同じ大きさで表示することが義務化されている。同様の条例は米国各都市でも検討しており今後次々と条例化される見通しだ。
■米国各都市での義務化が進めば、近い将来、日本にも同様の義務化が適用されることになるかもしれないが、現状ではまだ不明のまま。
■また同社は英国で、英国企業と共同で同社のキャラクターを使用した子供向けの食品の開発も手がけ、11月から発売の予定。カロリーを抑え、動脈硬化などを引き起こすトランス脂肪酸や人工香料や人工着色料などの使用も制限される。
■今回のディズニーのこの方針で言えることは、一方でキャラクターの付加価値をより高めることを意味し、(今後日本での)義務化の採否はともかく、他社のキャラクターも同様の動きや検討を強いられることになりそうだ。
※参考 日経新聞/日経ネット
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