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イベント企画・制作最大手のTOWが中間期の決算を発表 順調な躍進! |
2007年02月23日 11:36
更新 |
イベント業界で上場(ジャスダック)している、イベント企画・制作(プロダクション)の最大手であるTOW(㈱テー・オー・ダブリュー)社が、2007年6月期における中間期の企業業績を発表しています(06年7月1日~12月31日)。
業界のトップが、半期の連結(子会社やグループ会社を含む業績)でどれぐらいの企業業績をあげているのでしょうか。
その前に簡単にTOW社の紹介です。
TOW社は従業員が約100名おり、イベントプロダクションとしては業界で最大の人数を抱えています。
セールスプロモーション会社であり、年間約800~1、000本程度の案件を受注しています。複数の大手広告代理店との連携で順調に仕事を伸ばしています。
TOW社の特徴は、企画立案の専門グループをかかえていることです。通常のイベント制作会社では一人の担当者が、営業~企画~制作~実施までのすべてを請け負うのですが、TOW社の企画グループは、まったくの内勤で企画の仕事ばかりをやっています。
この分業体制が、他のプロダクションとことなります。
それでは、数字です。
参考までに、2006年6月期(前年度)の総売上は118億円です。
05年6月期に総売上100億円を突破しており、50億円を突破したのが99年6月期のことです。大変な成長を示していることがわかります。
では中間決算です。
発表によりますと、連結の経常利益が、前年同期比と比べて44%増えて5億8、000万円になっています。当初予想の3億8、400万円を上回ったのは、音響や照明設備などのレンタル費用の圧縮効果によるということです。
売上高は64億3、300万円で、4%の減となりましたが、予想を2億4、600万円上回っています。
前年に開催された愛知万博のような大型案件はなかったものの、企業イベントの受注が順調で620件となり、15%伸びています。
最終の利益は33%増えて3億700万円となっています。
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